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  • 執筆者の写真Nachos

Taipei 3

更新日:2019年7月2日

前夜のパーティーで夜更かししてしまった日曜日の朝


眠たい目をこすりながらドミトリーの二段ベッドからヒョイっと飛び降り

ひとつ下の階にあるキッチンへと向かう。

ここの共用キッチンリビングはちょっとしたライブラリーみたいになっていて本がたくさん置いてある。

周りの人々の朝ごはんの準備の音をBGMに

広く明るいリビングでボーと本を眺めながら朝ごはんを食べる。

そんな中”世界で最も美しい本屋 10選”という記事が目に飛び込んできた。

どうやらその中にリストされている本屋さんがここから歩いて行けるらしい。

窓の外を見たら綺麗な青空が広がっていたので散歩がてら行ってみることにした。




入り口は緑に覆われたこじんまりとした本屋さんだった。

中に足を入れると静かに流れる心地よい音楽とゆったりとした空間が広がっている。

ふと店の奥に目をやると本を読みながら眠りについてしまっている人がいた。

どこの誰かもわからないその人を見てなんだか微笑ましく思ってしまい顔が緩む。



そのあとは今回台湾で知り合った友達と合流

携帯などで連絡が取れないので 大体の電車の時間と駅の場所で待ち合わせ。

こうやって待ち合わせをするのも悪くないな。なんて思いながら。

今回のポップアップで知り合った台湾在住のアメリカ人の友達がやっているお店へ遊びに行くことに。





彼は台北を拠点にする世界でも有名なグラフティアーティスト集団のトップ。

台北の中で人気の繁華街の路地を進んでいくととそこにはまた違う世界が広がっていた。

その中にあるビルの2階に彼のお店がある

ちょうど彼が階段の下にいたのでそこで軽く再開の挨拶を交わしみんなで階段を上りお店へ

こじんまりとしたお店の中には所狭しにグラフティグッズが置いてあった


みんなでお互いの旅の話やZINEの話で盛り上がる。

ZINEをただ製作するのは簡単だ。

でもそのZINEをどういう風に作りあげるか考えたり、どうやって表現するか、

そこまでのプロセスが難しいと彼は言った。



ここの空気感を感じながらボーとする私。

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